靴磨きとカラーリペアの違い!

2018年5月14日

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

AMOLIR代表の川上です。

さて今回のブログのテーマは、靴磨きとカラーリペアをテーマにお話ししていきます。

お客様から靴磨きとカラーリペア の金額の違いから何が違うのかと問われます。

その為今回は、そこをテーマに解説していきます。

まず靴磨きですが最近では、お洒落な靴磨き屋さんが増えてきました。お洒落な靴磨き屋さんが増えてくる事で路上でやられてる蝶ネクタイをしたおじいさんがやっている靴磨きもなんかお洒落に見えてきますね!

私も靴磨きは、メインじゃないですがハイシャインまで磨ける技術は、心得ております。

ちなみにこちら上の写真がハイシャイン前で下の写真がハイシャイン後です。下の写真の左が永く磨き続けた物で右が20分程磨いた物です。

そして私は、ハイシャインや鏡面磨きは、TPOだと思っていて常日頃ハイシャインをするのは、逆にあまり、、、って思ってます。

カッコいいですけどね!

いつか鏡面磨きブログで書くつもりです。是非お楽しみに。

と話しが脱線したので話しを戻しますが磨きとカラーリペア の違いですがまず磨きは、主にシュークリームと言う着色や光沢などを出すクリームで磨きます。

着色クリームや栄養クリーム、汚れ落とし溶剤、防水スプレーなどこれらの用品がシューケア用品という分類にあたりこれらの品は、メーカーやネットで誰もが購入出来る物となっています。

つまりやり方さえマスターしたら自分で靴磨きが出来ます。

その為使いやすくありますが色も自然と落ちますしその都度磨きをして永く自分でメンテナンスをするものなのです。

それを自分でやるのがめんどくさかったりするので磨きを専門としてのお店の需要があるのでしょう。

カラーリペアの方は、というと磨きと違い革にしっかりと色を入れていきます。クリームなどの溶剤じゃなく顔料や染料を使い染めたりします。これは、技術や経験が意外に必要です。

写真でわかりやすく違いをお見せします。

今回こちらの靴がカラーリペア対象の靴となります。つま先などが剥げています。靴は、歩いているだけでしらずしらず擦っているんです。

そしてこちら下の写真が左がカラーリペア 、右がシューズクリーム(磨き)です。

右の磨きも中々雰囲気出てて良いですがやはり薄っすらと着色しきれない部分があります。

一方左のカラーリペア は、小傷や薄くなっている箇所もだいぶわからなくなりました。ただし曇ってる感が、、、

しかしカラーリペア は、これで終わりません。しっかり定着させる為に乾燥をしてここから雰囲気を出していきます。

仕上がりがこちらです。両足カラーリペアしてあります。

先程の曇ってた雰囲気から自然な光沢が出ていて尚全体の色合いが蘇りました。

カラーリペア の良い点は、色を調合出来る為元色の革の部分を探し、そこから同じ色を調合して作れるため目立ちにくいです。

またカラーリペア 後は、普通に靴磨きもハイシャインも可能です。

更にカラーリペア 後のケアをちゃんとしていければなが持ちもしますし再度カラーリペアも可能です。

磨きでも十分綺麗に出来る物もございます。磨きは、磨きの良さがありカラーリペア は、カラーリペア の良さがあります。この二つのメニューは、革の状態、種類で見極めて磨きかカラーリペア かをご提案いたします。

次回は、カラーリペア をもっと深く追求していきます。お楽しみに!