ブラックラピド製法とは? madras オールソール

2023年7月5日

ブラックラピド製法とは?

いつもAMOLIRを御利用頂き誠にありがとうございます。

今回は、ご紹介するお品はこちら【madras

1946年にイタリア・ヴェネツィア郊外のバッサノで誕生し、1965年より日本に上陸したシューズブランド。

イタリア製の靴によく使われる製法がマッケイ製法とこちらのブラックラピド製法!

見極めの方法は、ウエルトにステッチがあり靴の中のインソールにもステッチがある場合になります。

ただしフェイクステッチなどもある為確実では無い為修理店に見せるのが確実だと思います。

靴底(アウトソール地面に接するソール)を開くとこちらミッドソールのような中間レザーが出てきます。

そしてステッチが中心と外面に2ヶ所縫い付けてあるのがお分かり頂けます。

外側の黒いステッチは、アウトソールと中間のレザーソールを縫い付けたステッチ!

内側の白いステッチは、中間のレザーソールと靴本体(マッケイ縫い中底インソールと縫い付ける)と縫い付けたステッチとなっている2段構造縫いの製法がブラックラピド製法と言います。

より頑丈に作られています。


この製法をオールソール修理の御依頼を頂く際当店では、主に3パターンの選択が出来ます!

 

1

中間ソールがレザーであり状態が良さそうな場合と過去アウトソールだけオールソール交換をしていない純正ソールの初オールソール交換の場合!

そのケースの場合中間レザーとマッケイステッチを残しアウトソールからオールソール交換を進める事が可能です。

 

修理価格が通常のオールソール料金で可能!

 

2

中間ソールが割れていたりレザーでない素材を使用している場合や過去他店でアウトソールのみのオールソールをしている場合!

この場合は、中間ソールから交換が必要となり元と製法を含め同じ仕上げをする場合

アウトソール料金+¥8000-

 

3

中間ソールが割れていたりレザーでない素材を使用している場合や過去他店でアウトソールのみのオールソールをしている場合!

中間ソールが交換必須の場合で縫い付けの製法をマッケイのみで仕上げる場合!または、ダブルソールから中間なくしてアウトソールのみに変えてしまう!

ただし頑丈さなどが落ちたりなど元のソールより製法上のグレードダウンには、なります。

+¥1000〜¥4000-

このような選択が当店では、可能となります。

 

今回のお品物は、中間ソールが流用出来た形となりましたのでアウトソールのみの交換となりました。

費用が浮いた事もあり最上級のレザーソールレンデンバッハレザーソールを選択して頂けました。

 

ブラックラピド製法の靴も是非当店に御依頼下さいませ。


当店は、ソールを無在庫で全て取り寄せからスタートしております。
契約卸からそうでない材料屋から探して出来る限りお探しいたします。
【利点】
・しばりなく幅広く色々なソールに対応出来る為決められたソール以外も対応出来ます。
希望のソールを出来る限り見つけるからcustomの楽しみ方が増える
・在庫を抱えてないからこそ1足1足靴に合わせたサイズを取り寄せできる!柄合わせがベストに近づける!

 

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靴修理専門店 AMOLIR

営業時間 am10:00〜pm19:00

定休日 毎週火、水曜日

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