ビンテージスチール取り付け方 前編 武蔵小金井

2018年10月16日

こんにちは、amolirの川上です。

今回もビンテージスチールについてのブログになります。

以前お客様からビンテージスチールの取り付け方を知りたいとの声があり今回取り付け方をブログにしようと思います。

最近では、ビンテージスチールだけをネットでも購入出来るようですね。

当店に御来店頂くお客様の中には、物作りされてる方やレザークラフトされてる方も多くいらっしゃるので御自分で取り付けてみても楽しいかと思うのでやり方をブログにしようと思いました。

注意ですがチャレンジされて失敗しても当店は、責任負えませんので自己責任でお願い致します。

失敗したら当店にお持ち下さいね直しますので 笑

とは、言っても過去に書いたビンテージスチールのブログがほぼやり方書いているようなもんですが、少し細かく書いていきます。

1.スチールを用意する。

まずスチールは、靴の先の形状やsizeによってビンテージスチールもsizeが用意されています。写真は、4sizeですが実際は、もっとあります。なのでネットでスチールを買うなら自分の付けたい靴のつま先の幅に一番近い幅の物を購入しなければなりません。

なので出来たら実物を見て購入するのが一番いいですがネットで購入した場合それほどsize展開があるかも私は、わかりません。なのでそこは、ちゃんと調べて購入する事をお勧めいたします。

どのsizeのスチールが自分の靴に合うかを調べてから購入が間違いないです。

では、sizeが合わないとは?

それは、つま先の部分よりスチールがデカすぎる又は、つま先より小さすぎるこれだと合いません。

修理屋が行うビンテージスチールとは、つま先の革を漉いてつま先とソールがフラットになる仕上がりがビンテージスチール修理となります。

市販で売られてるスチールは、個人が自ら付ける為に売られているので革を漉かないでソールの上に取り付けネジで固定する様に売っています。その為size展開がないのかもしれません。

しかしそのソールの上から取り付けてしまうとつま先のスチール音強く鳴る上違和感もあるので修理屋は、そうならないようにフラットに仕上げます。

これがつま先よりデカすぎるスチールsizeです。これだと最後にネジで固定する際の穴がつま先のギリギリになってしまいます。

この靴には、このsize感が良いと思います。実際少しスチールがソールより出てますがそれくらいの出たスチールは、最後削って仕上げます。

このようにつま先に対してのスチールのsizeが大事になります。

では、スチールのsizeも決まり用意が出来たら作業に取り掛かります。

今回は、ここまで次回から取り付けいたします。

さて話しは、変わりますが当店のつま先ビンテージスチールは、現在3種類ございます。

シルバースチール、アンティークスチール(メッキ)、トライアンフ台形スチール(ゴールドメッキ)の3種類になります。以前から気になっていたスチールを2種1サイズだけ入荷しました。

トライアンフの左からジェリーフィッシュスチール  

                             右ガードプレートスチール

なぜ今まで入荷しなかったのかというとこの2つは、ソールを加工せずソールにそのまま取り付けるタイプだそうです。その為スチールは、フラットに仕上げる方が良いと伝えている当店には、必要なかったのですが…

おやおや?別に型が少し難しそうだけどソールに加工出来ないわけじゃないんじゃないかな?って思いまして。1サイズ試しに入荷しました。

ガードプレートは、厚み自体他のスチールより薄いので加工せず用だろーなって感じです。ただガードプレートは、ヒールにも付けれそうな雰囲気を感じます。

この2種類が加工出来るのであればラインナップに入れようと思います。

なので現段階では、メニューに入ってないですがメニュー入りしたら是非試して下さいませ。