- All Sole -
オールソール(靴底交換)

オールソールとは

オールソールとは靴底全体を交換することです。

ソール(靴底)全体を張り替えるオールソールは、ビジネスシューズやワークブーツなど、様々な種類の靴に対応した修理方法です。レザーソール(革底)やラバーソール(ゴム底)など、素材の種類も基本的には選びません。

靴の製法によって、オールソールを何回行えるかの違いはありますが、オールソールを行う目安は、靴底が薄くなったかなと思ったタイミングで行うことを推奨しています。

グッドイヤーウェルト製法

高級紳士靴に多い製法で、中底と本底をすくい縫いして仕上げてある堅牢な作りの靴

高級紳士靴に多い製法で、
中底と本底をすくい縫いして仕上げてある堅牢な作りの靴
オールソールを行える回数の目安
5回前後

マッケイ製法

イタリアなどの軽くて履きやすい靴に
用いられることが多く、中底と本底を一緒に
縫い付けている製法。
オールソールを行える回数の目安
3回前後

セメンテッド式製法

高級紳士靴に多い製法で、中底と本底をすくい縫いして仕上げてある堅牢な作りの靴

靴と底本体を接着剤で張り合わせてある製法。接着なので薄くて繊細な底を作ることができる。
オールソールを行える回数の目安
1~2回前後

当店では、上記の製法
以外にも、
様々な製法で作られた靴の修理を対応しています。
まずは、ご相談ください。

Menu一例

  • レザーオールソール イタリア製 (グッドイヤー、マッケイ製法込み)
  • ¥15,000〜
  • JR高級レザーオールソール 取り寄せ品
  • ¥20,000〜
  • オプション ヒンドゥン・チャネル製法(レザーのみ)
  • +¥3000
  • オプション 半カラス(レザーのみ)
  • +¥1,500
  • オプション ミッドソール追加(革)
  • +¥3,000〜
  • オプション ミッドソール追加(ラバー&スポンジ)
  • +¥2,000〜
  • オプション リウェルト (マッケイ式)
  • +¥3,000〜
  • オプション リウェルト(グッドイヤー式)
  • +¥10000-ダブル¥13000-
  • スポンジ系オールソール 材料種類により金額変わります
  • ¥11,000〜
  • ラバー系オールソール 材料種類により金額が異なります
  • ¥14,000〜
  • 縫い別料金オールソール セット マッケイ製法
  • ¥2,500-
  • 縫い別料金オールソール セット グッドイヤー製法
  • ¥4,000-

オールソールの工程

Before

Process

ヒールはがし

1 ヒール部分の革を一枚ずつ
丁寧に剥がします。
一般的に3~4層になっているヒールを一枚ずつ丁寧に剥がします。
(革素材の場合は飛び出たクギも
抜きます。)

ステッチ切断

2 ステッチを機械で削り、糸を切断していきます。
ウェルトとソールをつないでいる縫い目を解くため、薄く削って切断していきます。

アウトソール

3 アウトソールを剥がしていきます。縫い付けてある糸を一つ一つほぐしながらすすめます。
一見地味な作業ですが、オールソールにおいては非常に重要な作業です。

シャンク

4 シャンクの状態、コルクの状態を確認します。
シャンクとは靴における背骨のようなもの。程よい柔軟性があり、また湿気を吸ってくれるので高級品ほど天然素材が使われることが多いです。
シャンクが折れている場合は新しいものに交換し、貼り直します。

コルクを詰め直し

5 コルクを詰め直します。
隙間ができないようにしながら新しいコルクを詰めていきます。

ソール成形

6 新しいアウトソールを立体的にカタチ作ります
シューズは平面ではないため、ある程度の曲線をあらかじめつけてから革を馴染ませます。

7 新しいアウトソールと靴底両方に接着剤を塗布します。新しい革は、接着剤を一度塗っただけでは吸い込んでしまうため、接着剤は二度塗りします。さらに、最大限の強度が発揮できるよう、少し乾燥させます。

アウトソール接着

8 乾燥後、接着面をドライヤーで少し温めて、接着力を引き出したら、アウトソールを固定させます。

プレス圧着

9 圧着機でアウトソール全体をプレスします。
プレスをかけることでソールをしっかり接着させます。

ハンマーで圧着

10 圧着機は靴のヘリの部分までは圧着できないため、ソールのヘリをハンマーで接着させていきます。

ソールの余分な革カット

11 余分な革をカットします。
ウェルトがあるものは、ウェルトの仮留めも同時に行います。

ソールコバ成形

12 余分な革をさらに細かくカットしていきます。

溝堀

13 アウトソールの縫製する箇所に溝を入れます。この溝をしっかり入れないと、靴底がすり減ったときに縫製した意図が切れてしまうため、しっかりと溝を掘ります。

ソール削り

14 ヒールブロックを接着するかかと部分を接着力が高くなるよう、ソール表面を少し削ります。

麻糸下処理

15 縫製には麻糸を使いますが、麻糸の強度を高めるために、糸にロウをしみこませていきます。

アウトソール縫製

16 いよいよ縫製です。一針ごとに、たるみなどが出ないよう、丁寧に縫い付けていきます。

ヒールブロック成形

17 縫製が終わったら、ヒールブロックを成型します。靴の形に合わせて削ります。

ヒールブロック着色

18 ヒールブロックを先に着色します。

ソール着色

19 色を調合し、ソールに手早く着色していきます。色の様子をみて、場合によっては重ね塗りをします。

コテ

20 着色後、光沢を出すために、コテで表面、コバを滑らかにし、面取りもします。ソールに防水ワックスを塗布します。(飾りコテを入れる場合はこの時点で入れていきます。) 

ヒールブロック接着

21 ヒールブロック、ソール両方に接着剤を2度塗り、乾燥させてからヒールブロックを接着します。

ヒールブロックい釘打ち

22 ヒールブロックを靴の内側(インソールの下)から釘をうち、ヒールブロックを固定させます。

ヒールブロック成形

23 ヒールブロックを靴の形状に合わせてさらに削っていきます。

ヒールブロック調整

24 ヒールトップリフトの接着前に。ヒールブロック面を削ります。この削り方のわずかな差が、靴のシルエットや歩きやすさにもかかわってきます。

ヒールリフト接着

25 ヒールリフトを接着し、釘打ちをします。この釘が飾り釘にもなります。

26 ヒールリフトに着色をします。

ヒールリフト面取り

27 ヒールリフトを面取りしコテで滑らかにしていきます。

コバ着色

28 コバ部分を着色していきます。

コバ

29 コバをコテで滑らかに仕上げていきます。。

磨き

30 最後に磨き上げて完成です。

after