Timberland USvibram132ラバーオールソール 調布

2019年2月8日

さて今回は、timberlandイエローブーツのオールソールの御依頼です。

最近ティンバーランドが増えて来た気がいたします。

ティンバーランドは、靴修理屋泣かせブランドの一つですねー

何故か?

接着のつきが非常に悪いんです…また一度剥がれると何故かソールラバーが凄く伸びてしまったかのようにsizeが変わります。

こんな風に合わせてみるとソールが伸びてるように見えます。

ここまでの現象ティンバーにしか出会わないですね。

ティンバー修理は、剥がれたソール再接着もよく来ますがこうなったしまったらカカト側に合わせて貼り付けて余分な部分は、削って整えます。

そして今回は、オールソール 交換なので新規ソールになります。

剥がれかかってたので剥がしてみると

こうゆう風になってます。接着がつきにくいの実は、右側の土台です。

間違っているかもしれませんがこれソールラバーが伸びたのでは、なく土台が縮むんじゃないかと思っています。

何故なら今回新規US vibram132をつけたのですがsizeの一番小さいソールを取り寄せたのに関わらず若干土台とsize感が合いませんでした。

これは、この土台が縮んでると思わせた部分です。

これは、ティンバーソール交換の宿命になりそうです。

さすがに縮んだ土台は、戻りませんから…

でも形には、しますので御安心を

さらにこの土台の難しい部分は、接着剤のつきが悪いって部分です。

くっつきの悪い材質は、他にも色々ありますがその時は、プライマーと呼ばれるつきの悪い材質をつきやすくする溶剤を使います。

プライマーは、材質によって種類があります。

なのでどの材質にも一つのプライマーで対応出来るわけでは、ありません。

ここが修理屋としての力量の差でもあります。

材質の見極めからそれに対応するプライマー選びがちゃんと出来るお店でないと剥がれがおきます。

再接着って実は、奥が深く修理経験浅い方は、一番理解出来ずに安易に接着剤のみの接着力でつけてしまい後ですぐ剥がれる現象が起こります。

自分も修理を始めた頃は、まさにそんな時期がありました。

職場の人間ですらプライマーを理解していない人も沢山当時いました。

なのでお客様の中で修理を出してすぐ剥がれたなど経験された方もいるのではないでしょうか?

プライマーが存在するならティンバー接着難しくないと思えそうですがティンバーは、先程のプライマーのうち2つは、反応せず唯一反応みせたプライマーも若干つきがよくないのです。

だから修理屋泣かせブランドの一つに挙げました。持ってたプライマー全滅って…ってな気持ちになります。

修理屋によっては、断られたりするらしいです。

当店は、プライマー数種入荷させて試験的に接着反応比べて更に乾燥時間、熱加えなどを試してみました。

そしてある材料屋さんから出たプライマーがガッチリ反応したので即採用!

ただし乾燥時間や熱の加え方など接着剤に合わせて決まりがあり、その決まりで行うとガッチリです。

更にデスモジュールと呼ばれる接着剤に入れる接着力増強剤も使って更に強めて貼り付けしてます。

そして完成は、こちら

結構マニアックな事書きましたが靴修理は、接着剤塗って貼って削るだけと思われがちなので接着をするだけでもこれだけの感覚が必要となる事を知っていただけたのでは、ないでしょうか?

その上で貼って削るだけというのは、確かにその通りです。

貼る事、削る事、仕上げる事これら全てに経験、追求、技術がありそしてそこさえも他との差がある事を知って頂けたら嬉しいです。

という事でティンバーも当店に是非お任せ下さい笑